坊主を全否定するのもいいが、今までずっと続いてきた坊主に存在するはずのメリットも考えておかなければいけない。また、デメリットについても考えておかなければいけないと思う。
坊主頭にするメリット
ではさっそく、箇条書きで。
- 涼しい
- 衛生的
- 手入れが簡単
- 気合が入っているように見える
このくらいだろうか。自分自身は中学校1年生から疑うことなく坊主にして、正直楽だった。頭を洗うのも簡単だし、寝ぐせもつかないし。何かをやらかせば、普段は6ミリの頭を3ミリにして行けば一応反省しているという気持ちは表すこともできる。もう坊主が楽過ぎて、引退した後もしばらく坊主にし続けて学校の中で浮いていたほどだ。
なんだかもう坊主でいい気もしてしまうが、デメリットも出していこう。
坊主にするデメリット
- 頭への衝撃に対して弱い
- 見た目が怖い
- 格好悪い
- 坊主を嫌いな人もいる
- 気合が入っている、反省したつもりになる
坊主にするデメリットで思い浮かぶものはこのくらいだ。自分が坊主だったのもあるが、ものすごく多くのデメリットは思い浮かばなかった。
僕の言いたいことは坊主が良いか悪いかはない
さて、ここから僕の思っていることを書いていこう。
言いたいことは、坊主頭には他の髪型と同じで、メリットデメリットのどちらもあるということだ。アフロ頭にも目立つというメリットと手入れが面倒くさいというデメリットがあるのと何ら変わりはないだろう。
坊主頭が問題なのではない。強制的に髪型が決められるという仕組みが問題なのだ。坊主は我慢の象徴?我慢してやっているスポーツならやめた方が良い。好きでやっている野球に格好悪い髪型を押し付けて味わう我慢はいらないだろう。
野球界から排除すべきなのは、坊主ではない。強制坊主なのだ。
坊主頭が好きな人は坊主頭にすればいいし、嫌な人は違う髪型にすればいい。ただそれだけの話だ。
まとめ
何度も言うが、坊主頭自体にはなにも問題ない。個人の自由を奪っているというところに問題があると思う。
少学6年生が体験入部に来ると、髪型について質問してくる子が多い。やはり気になるところなのだろう。もし髪型を丸刈りにされるのが嫌だから野球をやめるという子がいたらそんなにもったいない話はない。その子にとっても、野球界にとっても大損失だ。
そんな風に考えていたら、うちのチームも2019年4月から強制坊主がなくなった。こうやって時代の流れに遅れないように、むしろ先駆になるように動いていきたい。
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