東北が消える前に・・・
あなたはどのくらい東北について知っていますか?東北の魅力について語れと言われたらどれだけしゃべれますか?広い広い東北にはまだまだ知らない魅力がたくさんあるはずです。
いろいろな人と話をするうちに気付いたのですが、僕は土地に思い入れを持つ珍しい人種のようです。東北地方が好きで好きで、人生のどこかのタイミングで移住しようと心に決めています。
今の日本とはどこか違う、もう一つの日本が残されている東北。どこかに懐かしさを持つ東北も、だんだんと東京を中心とする大きな円の中に入ろうとしています。雪国で長く受け継がれてきた文化や歴史、しきたり・慣習は急速に薄れています。
東北に限らず、方言の衰退を嘆く声が日本各地で上がっているのがそのいい例だと言えます。その魅力が薄れてしまう前に、少しでも多くの「東北らしさ」を知っておきたい。その一心で大学時代には長期休みの度に親の車を借りて、車中泊旅行に出かけ、東北地方を走り回りました。
これからも東北へ行った記録はこうやって残していこうと思っています。
忘れてはいけないこと
2011年3月11日、東日本大震災が起こりました。
「東北」と聞くと、いまだにこの震災を思い出すのではないでしょうか?この大災害は誰かにとっては忘れたいことでもあり、しかし、絶対に忘れてはいけないことでもあります。
自然災害の多い日本では、昔から「忘れること」で精神的な苦しみから逃れてきたというのを聞いたことがあります。東日本大震災から7年がたちます。
はじめの3年ほどは、日常的なニュースでもよく耳にする話題でしたが、やはり時間がたつにつれてその数も少なくなってきています。それでも、決して忘れていいことではありません。
地震があったこと、それも大切ですが、今もそこに人がいて、生活しているということが何より大事です。全てを把握できなくても知ろうとし続けることが今できることであり、最低限のやるべきことです。
母校、桜美林高校が母体のさくらプロジェクトという活動に参加して、被災地の方々との興隆を続けています。
みんなにとっての東北
本当に本当に東北地方が大好きで、同時に文章を読み書きするのが好きで、誰もが東北にまつわるちょっとしたエッセイを書けるサイトを作りました。
東北に旅行に行った人、親戚が東北にいる人、仕事で東北に関わった人、どんな関りでもよいので、興味のある方は是非、想いを文章にしてみてください。
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