OBが戻るチームは良いチームに決まってる!

中学野球

タイトルの通り。
そのチームが良いチームなのかを見るときに一つのポイントになるのはOBの交流があるかどうかです。

もし僕が小学6年生の野球少年の親だったら、チーム選びで迷った時には、この点は見ると思います。

戻りたいくらい良いチームなのか

学校教員も同じ傾向

学校の先生を目指す学生のほとんどは、自分が生徒だった時に学校で良い思いをした人だといいます。

その人にとって、部活なりクラスなりが楽しい場所だと、学校の先生を希望するということを、大学の授業で教わりました。

中学野球チームもこれと同じことが言えます。中学野球生活が楽しいものだったなら、卒業後も関りを持ちたいと思うに違いないのです。

OBが卒業後にグラウンドに来るかどうかはチームの雰囲気が大きくかかわってきます。

うちの近隣でも、伝統のあるチームは年末年始にOB会を開いているチームが多いです。

相模原ボーイズも毎年決まって1月3日には在団生と卒団生が集まって、ソフトボール大会をしたり、挨拶をしたり、写真を撮ったりして楽しみます。

他のチームを見ていても、長く続いているチームはこのような体制もしっかりしていると感じます。

指導者がすぐに・・・

たとえ、良い雰囲気のチームだったとしても、指導者が変わるとOBは戻りづらいです。

言うまでもないですが、自分の知らない人が運営しているチームには、OBとはいっても戻れないですよね。

また、指導者同士の仲が悪いと、現在のチームにも悪影響、チームの将来にも悪影響だと思います。


このようなことも含めて、OBが戻るチームは状態の良いチームだといえると思います。

一年中オープンに

OB会でなくも気軽にチームに顔を出せる環境を作るのも大事だと思います。

うちはかなりオープンなので通常練習にもOBが遊びに来て指導したり、一緒に練習したりということがよくあります。

わがチームも、高校野球で落ち込んだ時、新たな決意をした時、進路が決まるなど嬉しいことがあった時、そんな時はいつでも顔を出せる。そんなチームでありたいと思います。

チームに戻りたいときは、決して年末年始だけではないのです。一年中OBを迎える雰囲気があるチームは理想だと思います。

中学生がそれを見て、自分が高校生になった時にチームに遊びに来たいと思ってくれるというメリットもあります。

理想はOBコーチ

自分の後輩のために

一番良いのはOBが指導者になるチームだと思います。

周りのチームを見ていて、強いチームは“OBが指導者として戻る流れ”が出来上がっていると感じます。

僕が勝手にモデルとしているチームが2チームありますが、どちらも高校野球を終えた選手が大学生の期間、学生コーチを務めるという流れができています。

うちのチームでもこの流れを作りたいという思いで僕もコーチを続けていますが、プライベートとの兼ね合いもあるので、なかなか難しいです。

憧れも必要

「お世話になったチームで教えたい」と思ってもらうには、指導者へのあこがれも必要だと思います。

あの監督・コーチのようになりたいと思ってもらえれば、自然とOBは集まるはずです。

そのためにはまず指導者が楽しそうに野球をやらないといけないですね。

OBはそのチームの中では最も新しい野球に触れています。また、○○高校ではこういう考え方だったというのを持ち帰ってくるので、チームの野球もレベルアップしていきます。

最後に

身近に高校生や大学生がいるという環境は中学生にとってもものすごいプラスになります。

いろいろな高校の話や、時には下らない話をするのも、大人がするのとはまた違った良さがあります。

うちのチームもOBでにぎやかなチームを目指します。これを見て下さっている方にも、OBを大切にして、チームが次の時代にも反映するような流れを作っていただきたいと思います。

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