【中学野球】チームで強制坊主を廃止して1カ月

中学野球

うちのチームはこの前の三月まで、髪型は坊主で統一していた。大会前にはみんな青い頭でグラウンドに来ていた。

僕はこのブログでも書いている通り、強制坊主には反対だ。高校野球の名門校でも坊主の学校が多いが、最近では花巻東高校も坊主をやめたという話を聞いた。これから、どんどん坊主の学校は減ってくるだろう。

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野球界全体では、まだまだ坊主のチームは多いと思うが、中学硬式野球で見ると、髪型自由のチームも増えていると思う。相模原ボーイズも決して早い方ではない。

3月に入ってすぐ、坊主にしなくていいということを正式に発表した。それからまだそんなに経っていないが、選手たちの髪型について思うことを書いてみたいと思う。

意外と坊主も多い

これまで2年間、坊主でやってきているからなのだろう。中学3年生はまだまだ坊主の選手が多いように見える。昨日入団式にも、刈ったばかりの丸刈りが目立った。自分も中学3年生のこの時期に言われても、もう坊主で貫くと思う。

ただ、中学3年生でも髪を伸ばしかけている選手もいるようだ。本当は坊主が嫌だったのかもしれない。もしくはとりあえず試しに伸ばしているのかもしれない。


新2年生では、髪の長い選手が目立ち始めた。どこまで伸ばすのか楽しみだ。それでもやはり坊主の選手もいる。

新1年生でも全員が髪の毛を伸ばしているわけではない。意外と坊主も残るのだ。

髪型には親の意見も多いか?

髪型が自由になってから、選手たちの頭を見ていると、髪型は家庭の考え方の影響が強いのかなと思う。お父さんがもとから野球をやっていた、お兄ちゃんが高校球児、などという野球一家は変わらず坊主のイメージだ。

中学生は案外髪型についてこだわりはないのかもしれない。聞いてみると、言われたから坊主にしましたという声も多い。反対に、髪を伸ばすのも、親が坊主を嫌うからという声も聞く。

高校生くらいになると、自分で決めるようになってくるのだろうか。

本来あるべきはこういうことだ

今回、チームで決めたのは髪型を自由にするということだ。別に坊主を禁止したわけではない。だから、坊主の選手もいれば、そうでない選手もいる。

本来あるべきはこういう姿なのだと思う。髪型を大人が決めるのはおかしな話だろう。自分が坊主にしたいならすればいいし、そうでないなら伸ばせばいい。


ただ、ひとつ気を付けなければいけないのは、「校則の範囲内」という点だ。これはまた、髪の毛が伸びてきたころに問題になると思うので、別の機会に書くことになると思う。



しばらくは強制坊主から解放された中学生がどんな髪型にしていくのか観察してみようと思う。


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