若いコーチの役割について考えてみた。

野球

今回は若いコーチの役割について考えようと思う。

僕は大学1年生の時にはおそらくリーグで最年少の指導者だった。最近は開会式のような多数のチームが集まる場所に行けば、指導者さんもちらほらいるかなーという感じ。

なかには「高校野球を引退して、大学野球はやらない選手がOBコーチとしてチームに戻る」という流れが出来上がっているというチームもある。
僕はこういう状態が理想だなと思っている。とてもうらやましい。

中学硬式野球チームの学生コーチは貴重な存在だといえる。そんな若いコーチ・学生コーチがどうあるべきかを書いていこうと思う。

若いコーチがどうあるべきか

結論から言うと、若いコーチは選手に近い距離でガンガン声を出して、練習を盛り上げた方がいいと思う。場合によっては一緒に走るし、筋トレも混ざって一緒にやる。そのくらいがいいのではないか。

やはり硬式クラブチームの指導者さんはほとんどが社会人だ。それも多くが40代以上の方という印象。

その中で学生にあたる年代のコーチはとても貴重だと思う。それなら、若いコーチにしかできない役割を担当したほうがいい


年齢が近い分、お兄さん感覚で接するのもいいと思う。最低限の距離が保てていれば、親しい感じで接するのもアリだろう。

いざ、厳しくしなければいけない時には、こちらがしっかりと切り替えれば、選手も雰囲気を感じ取ってくれる。

これはこちらの「空気」の作り方次第だ。普段から親しくしているから「舐められる」なんてことは絶対にありえない。

こちら側がきちんと、人として尊敬されるような振る舞いをしていれば、普段は先輩・後輩のように接しても、緊張感が必要な時には選手も切り替えてくれる。

ある勘違いをしていた

僕は大学に入学してから、「良い指導者になりたい」という思いから、高校野球の監督が書いた本をいくつか読んだ。そこには様々な指導法や教育論が書かれていた。

僕はこの時、監督とコーチの違いについてあまり深く考えたことがなかった。いくつかの名将の指導論を読んでいくうちに僕は完全に理想の監督のまねをするようになっていた。

練習中も腕を組んでじっと練習を見て、基本的には選手に声をかけず、声をかけるなオーラすら出していた。

言葉少なく選手をひたすら観察する。その時は何となくそその方が良いと思っていた。(全体をまとめなければいけない監督はそれでもいいのかもしれませんが)。

ある時思ったのだ。もしそのような指導が良い指導だったとしても、それは年を取って、経験を重ねてからでいいじゃないか、と。

周りから若いと見られているうちは実際に手本を見せたり、ひたすらノックを打ったり、体を動かすべきなのだ

この心境の変化には二つのきっかけがあった。一つは母校のグラウンドに顔を出した時。その日の練習メニューはボール回しだった。僕の母校にはコーチが二人いるのだが、二人のコーチは黙って練習を見つめていた。

監督はその二人に聞こえないように「グラウンドに監督は一人でええんや。」と言った。母校の監督が言うにはコーチは選手に混ざるぐらい一緒に声を出して、グラウンドを走り回るのが仕事なのだそう。

もう一つはある縁で近所のチームと合同練習をした時のことだ。そのチームには若い(20代半ばくらい?)のコーチさんがいらっしゃった。

僕よりは年上なのだが、練習を盛り上げるのがものすごく上手だった。シートノックをやってもフリーバッティングをやってもずっと活気がある。楽しいのに練習は厳しいという最高の状態が出来上がっていた。もう正直嫉妬するレベルだ。

まとめ

一つ目の母校の監督の言葉もそうなのだが、どちらかというと二つ目の合同練習での経験が自分にとっては大きかったと思う。

そこから、僕の中でのコーチの理想像が見え始めた。若いコーチはとにかく動く。これを意識したら自然と選手との距離も縮まって、色々な話もできるようになった気がする。

指導や選手との距離感で悩んでいる若い指導者さんがいたらぜひ参考にしてください。

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