こんにちは。今回は西東京の山奥にある隠れ家サウナに行ってきた記録です。サウナ好きな人は是非最後まで読んでいってください。
テントサウナって何?
サウナブームが起こってからしばらく経ちましたね。サウナ付きの宿泊施設など、色々なサウナができて、都内にもサウナが増えています。
その中で、テントサウナという言葉もチラホラ耳にするようになりました。キャンプの時に使うテントの中で火を焚いて、高温のサウナをつくり出すというものです。
もちろん、テントサウナ専用のテントが販売されていて、火事にならないような素材になっており、煙突を出す穴も装備されています。
中で火を焚いて、ストーブの上にサウナストーンを乗せてあるので、自分でロウリュできます。あまり広くないですが、その分他の人との距離も近く会話も自由にできるので、完全なプライベートサウナです。
テントサウナ TOTONOI
僕がお邪魔したのは、東京都あきる野市にある完全予約制のテントサウナ。その名も「TOTONOI」です。僕がお世話になっているコーチ、かずまさんとその幼馴染のせいやさんが始めたサービスで、各回2組の完全プライベート空間です。
貸切2万円と少し高めですが、テントと水風呂代わりの川が完全に貸切状態で、人数を集められれば一人当たりの負担はそこまででもないので、めちゃくちゃおススメです。
オススメだけど、秘密にしておきたい。。。そんな感じの場所です。
MORTH製サウナ
テントサウナにも色々と種類があるらしく、その中でも最高温度を誇るMORTH(モルジュ)制の3層サウナを使っているそうです。値段は20万円近くしますが、実際に体験してしまうと、自分でも購入したいと思ってしまうくらいのものでした。
中にあるストーブもサウナように考えられたもので、薪が燃える音とその香りも気持ちよさを倍増させてくれます。
今回、僕は運営の手伝いという立場で行ったので組み立てもお手伝いしたのですが、慣れれば一人でも組み立てられそうなものでした。
水風呂はないが川がある
TOTONOIは西東京を流れて多摩川に合流する秋川の渓流沿いの私有地にあります。我らが圏央道のあきる野ICから川沿いに山に入って、武蔵五日市駅方面に向かいます。
そこからさらに山奥に入った十里木ランドの近くにテントサウナがある川沿いへと降りるシークレットな坂道があります。
かなり上流なので水もきれいで水温も冷たく、水風呂替わりには最高でした。流れが少し早いので、気持ちよくなりすぎて流されてしまわないように注意が必要ですが、170㎝の身長の僕が胸から上は水面に出せる深さだったので、全身を冷やすのにもピッタリの川でした。
ととのいイスの上で寝っ転がれば、川のせせらぎの音がBGMとして耳に入ってきます。そのまま天国に行ってしまいそうなこの世の天国がそこにあります。
予約するには…
場所や料金が気になったり、予約したいという方は公式LINEから連絡すると、運営の方と連絡が取れます。まずはInstagramを見て見てください!
テントサウナ TOTONOI
〜水風呂は無いけど川はある〜
○東京あきる野市の完全プライベート空間(東京駅から車で60分)
○私有地のためサウナ以外のお客様はいません(各回2組予約)
○天然川の水風呂、整い中のBGMは自然のせせらぎ
○不定期で土日開催
○サウナ大好き熱波師運営
個人的楽しかったポイント
さて、ここからは僕が体験して感じた楽しさを、振り返る形で紹介していきます。
行くまでの道のりがもうすでに神
趣味で東北旅行に行ったり。野球で遠征に行ったり。圏央道には本当にお世話になっています。その圏央道のあきる野ICを下りたところから秋川沿いに山に入っていきます。
この道が、車通りもなく、涼しく、程よく田舎で、原付で走るにはもってこいでした。場所によっては道志道(津久井-山中湖をつなぐ道)のような趣があります。
夏休みの序盤に運営ヘルプとして行ったので、夏っぽい原付ツーリングが楽しめました。行きの時点で満足度はかなり高かったです。
プライベート空間で過ごす仲間との時間
テントサウナは、人が同時に4人くらい入ったらもういっぱいになってしまうくらいの広さです。中では男同士で下らない話をしながら、限界まで我慢してさらにロウリュして…
大人になってから、初対面の人と仲良くなるハードルが上がると感じていますが、そんなの関係なく、サウナに入ればみんな仲良しです。川も私有地で他のキャンプ客などは一切いないので、周りを気にせず一緒にいる人たちとの時間を楽しめます。
同じようにヘルプで集まった方も、面白い取り組みをされている方々で、仕事に対するモチベーションにもなりました。
運営されているせいやさんという方は「アニキ!」という感じのカッコいい大人でした。また会って「頑張ってます!」と報告したいというのがここ数日のモチベーションです。
もちろんサウナも言うことなし。
もちろんサウナも完璧。ろうりゅにほうじ茶を入れたのは初めての経験でした。運営という立場で参加したのですが、早朝に家を出て、薪を運んで、テントを組み立てただけで、お客さんの入れ替えの時間などでサウナを堪能することができ、気が付いたら5セットもやっていました。
そもそも水着で水に入ることが5年ぶりくらいだったので、この上ないリフレッシュになりました。「久しぶりにこんなに気を抜いて過ごしたな」と思います。また自分へのご褒美に訪れたい場所ランキング超上位です。
最後に
行き帰りの原付での一人の時間。大自然でのととのい。心と身体がここまで何にも縛られなかった一日はいつ以来でしょうか。
たまには自分で自分を極限まで開放する時間を作るのは大事だなと感じました。できれば大自然の中で、物理的にも遮るものが何もない状況を作った方が良いんだと思います。
また大自然に囲まれる日を楽しみにしながら、日々のミッションに全力で取り組んでいこうと思います。皆さんも頑張りましょう!
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