【相模原探訪】葉山島の森の中に「そうせいの滝」という隠れた名所があるらしい。

地元

2022年8月10日、お盆休みも受験生の特訓授業でしゃべり続けなければいけない塾講師のつかの間の夏休み。朝4時半に起きて、相模川沿いに車を走らせる。googleマップによると、そうせいの滝という滝があるらしい。森の中にある滝なんて、癒されるに決まってる。行ってみたい。。。これが地獄の始まりだった。

スタートは民家の脇の小道から

googleマップ でそうせいの滝を調べると、道のないところにピンが立っているのがわかります。とりあえずそこを目的地に車を走らせると、ものすごいところに出てしまうので注意してください。圏央道のすぐ横の細い道に案内されて、何度も切り返してやっとUターンできるようなところに出ます。とりあえず近くに早く着けばよいと思っているgoogleマップの悪い癖ですね。。。

高田橋から相模川の上流に向かって左側を走っていくと、分かれ道がありますが真っ直ぐ進んでください。「葉山島ゴルフクラブ」などを通り抜け、「葉山島パパイヤ」などと書かれた野菜の直売所が見えてくるとそのあたりの集落に滝への山道の入り口があります。

写真の右側は相模川の河川敷になっているので、今回はそこに車を停めてから歩いてスタート地点に向かいました。歩いてこの写真の左側の集落に入っていくと山道の入り口が見えます。

圏央道の下をくぐって森の中へ

圏央道ができて本当に便利になりました。僕が座間パワーズという学童野球チームで野球をしていた時、相模川の河川敷からは未完成の高架線が見えたのが懐かしいです。

相模原の人の暮らしを便利にしてくれた圏央道の高架線をくぐると本格的に森に入っていきます。

葉山島地区は落ち着いた田園風景が広がっていて、大きな県道を除けば車通りも少ない静かな集落です。そこから山に入っていくので、5分も歩けば完全に自然の音だけになります。

日光も気に遮られて細くなっているので、不気味と言えば不気味ですが自然のパワーを全身で感じることができます。

命の危機を感じて・・・

相模原市も一応観光地として謳っているようで、道は整備されています。このように、かなり危険な香りはしますが、川を渡るところには橋も作られています。渡ろうとするとフカフカしていてかなり怖いですが。

ただ、ここからさらに奥に入っていくとところどころ崩落しているところがあったり、道が靴二足分くらいしかない部分もあったりして、かなり危険な状況でした。

きちんと装備がないと危ないという事前情報がありましたが、本当でした。泥だらけになりながら、川と登山道とを行ったり来たりしながら進んでいくと、途中でいくつかの砂防堰堤(ダム)を乗り越える場所が出てきます。

水の流れを人工的に緩やかにする施設なので、急に深くなったりするところもあり注意が必要です。

3つか4つの砂防堰堤を越えたところで、どうにも進むことができなくなってしまいました。そこまで進むのにも結構ひやひやする場所はあったのですが、完全に道がなくなってしまったのです。命の危険と素人の限界を感じ、泣く泣く引き返すことにしました。

googleマップはギリギリ電波を拾ってくれるところで、位置情報を見てもあとわずかなのに…本当に残念です。

今後行く人のために

他の人の訪問記などを見ていると、どうやら僕もあと少しのところまで行っていたようで、もしかするとあと50mほど進めば滝を見ることができたかもしれないのです。ますます悔しいですが、やはり他の人の情報を先に調べておくのは大事ですね。

googleマップの目的地が実際の滝の場所からずれているという情報もあります。また、どこのサイトを見ても道が危険だということは決まって書かれているので、相模原市には是非、もう少し整備してもらいたいです。

このままでは本当に幻の滝になってしまいます。

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