【相模原・サウナ】煙突のある銭湯「相模浴場」で昭和のととのいを体験する。

サウナ

今回は相模原の西門商店街にある老舗、相模浴場に実際に行ってみての感想を記事にしています。知る人ぞ知る、「ザ・町の銭湯」という雰囲気いっぱいの相模浴場は、レトロな空気を満喫したい方にもってこいのお風呂屋さんでした。

国道16号線から少し入ったところ、相模原市中央区の中心にあるので、大和や町田、八王子や座間に住んでいる方も比較的生きやすいので、是非行ってみてください。

相模浴場のサウナ

昔ながらの遠赤外線サウナ

相模浴場のサウナは昔ながらの遠赤外線サウナです。比べたとき、身体に良いのはフィンランド式のウェットサウナなのですが、僕はそこまで細かく気にしていません。

日本の各地にある銭湯についているサウナは、圧倒的に遠赤外線サウナ(ドライサウナ)が多いそうです。今回の相模浴場も、いわゆる町の銭湯です。入って左奥にはヒーターが見えました。室温はちょうど100℃でした。

ちなみに、高温で有名な東名厚木健康センターのサウナも遠赤外線サウナ式のサウナですね。

サウナ専用のリストバンドが必要

サウナ室はかなり狭く、10人は入れないと思います。そのため、サウナに入るためには番台で追加料金を払い、黄色いリストバンドをもらう必要があります

そのため、「せっかく裸になったのに、サウナ入れないじゃん!」なんてことにはならないので安心してください。僕は日曜の夕方に行ったのですが、自分以外に黄色いリストバンドをつけている人は一人しかいなかったので快適でした。

水風呂も小さい

サウナが狭いのと同様に、水風呂も相当狭いです。成人男性が3人入ったらもうキツキツです。2人が限界だと感じました。

僕が行った時には、水風呂に入るのは僕ともう一人のサウナ―だけだったので特に問題ありませんでしたが、混んでいる時に行くと少しストレスになりそうです。。。

別の記事にも書いていますが、サ活では水風呂のクオリティがかなり重要です。水温や広さ、深さなどこだわったらきりがありませんが、水風呂の時間を大切にしたい“水風呂派”の人は行く前に覚悟が必要です。

「人生を変えるサウナ術 なぜ、一流の経営者はサウナに行くのか? 」という本にも、水風呂についてはかなり細かく書かれています。

外気浴は…

相模浴場は昔ながらの銭湯です。残念ながら外気浴ができる場所はありません。

僕は体を洗うところで椅子に座って壁に寄っかかり、ととのいタイムを楽しみました。蛇口から出るお湯の音や、桶が床に落ちる音を聞きながら目をつぶる時間は、なかなか素敵な時間でした。

壁にはひまわりの絵が書かれていました。確かに外の涼しい風を感じることができないのは残念なのですが、さすがはサウナの直後、広いこころで「こういうのも悪くないな。」と思えました。


それでは、相模浴場のサウナについてまとめていきます。

  • 熱さはバッチリ(100℃くらい)
  • サウナマット貸出で衛生的
  • 収容人数は5人程度と狭い
  • 水風呂が狭いので時間帯注意
  • 外気浴はできないので風呂場でととのい

それでも“エモい”からノープロブレム

決して万人受けするようなサウナではないのですが、それでも魅力にあふれています。なんだか昔「こち亀」でみたような「下町の銭湯」という感じ。

後半ではそんな、「ザ・銭湯」な相模浴場の魅力をまとめていきます。

昭和を味わえる相模浴場の魅力

煙突のあるお風呂屋さん

いまどき、煙突のあるお風呂屋さんって、日本中にどのくらいあるのでしょうか。決して多くはないと思います。

相模浴場には「ちびまる子ちゃん」や「こち亀」に出てきそうな煙突がありますが、令和のこの時代、かなり珍しいのではないでしょうか。

なんだか見た目からエモいのです。そして近づくと石鹸の良い香りが漂ってきます。サウナで体がさっぱりする前に、心が落ち着きます

壁の張り紙がドラマの世界

脱衣所の壁にいろいろな張り紙があるのですが、インクの感じというかフォントというか、うまく説明できないのですが、昭和の香りがプンプンするのです。田舎のおばあちゃんの家に遊びに行った気分でした。

なんだか朝ドラの世界にいるようなレトロな空間。淵野辺駅前の質屋のポスターや街の病院の名前が書かれた張り紙がありましたが、果たして今もそのお店はあるのでしょうか(失礼)。

とにかくエモい

多少サウナが狭くても、外気浴ができなくても、その雰囲気だけで十分満足してしまいます。周りの人も地元のおじちゃんばっかりで、雰囲気も落ち着いています。

なかには入れ墨がバッチリ入った人などもいて、町のみんなを受け入れる憩いの場なのだと感じました。たまには昔ながらのサウナに行ってみたいという人にはめちゃくちゃオススメです。

相模浴場の場所

住所:神奈川県相模原市中央区矢部1丁目4−15

アクセス

JR横浜線 「矢部駅」から徒歩15分ほど
国道16号「相模原署前」から車で1分ほど

国道16号のすぐ近くにあるので、車で行くのがオススメです。JR横浜線の矢部駅からならそこまで遠くないので、横浜線沿線の人なら電車で行くのもありですね。

ただ、圧倒的に地元の人が歩いてきているのが多い印象です。一応銭湯の裏に駐車場があり、車は10台停められるようです。僕もこの日は、野球が終わってから車で行きました。

料金など

良心的な料金設定

料金案内
大人 490円
小学生以下 200円
幼児 100円
 (2名まで無料)
サウナ 250円
 (バスタオル付)
手ぶらセット 250円
  フェイスタオル
  せっけん
  かみそり
  リンスinシャンプー
  歯ブラシ
貸しバスタオル 100円
貸しタオル 30円
相模浴場 | 相模浴場ホームページ より

さすがは町の銭湯という感じ。かなり安いのではないでしょうか。

注意点

料金を見てわかる通り、シャンプーなどは持ち込みです。東名厚木健康センターや八王子の竜泉寺の湯に行き慣れている僕は、手ぶらで行って、タオルだけを借りて脱衣所に行ったので、結局家に帰ってからもう一度風呂に入らなければいけなくなってしまいました。

また、温泉ランドのような「小綺麗さ」はないので、大衆浴場になれていない人はやめておいた方が良いかもしれません。どちらかと言うと玄人好みな風呂でした。

関連記事

エモい風呂つながりでこちらの記事もどうぞ

コメント

タイトルとURLをコピーしました