今回は大山登山の魅力を紹介していきます。大山は神奈川県伊勢原市にある山で、伊勢原市、秦野市、厚木市にまたがっています。標高は1252mで、それなりに険しい場所もありますが、特別な装備がなくても登れる山なので、半日という気軽な時間でも十分な達成感を得ることができます。
「本格的な装備はないけど、自然の中を歩いて達成感を味わいたい!」という人にはぴったりの山です。実際に行ってみると、子どもから高齢の方まで様々な方が登山を楽しんでいます。
大山登山の魅力
それでは早速、大山の魅力を紹介していきます。
気軽に行ける!
大山が人気な理由の一つにアクセスの良さがあります。そもそも県央地区にあり比較的行きやすいうえに、新東名高速道路ができたおかげでより簡単にふもとまで行けるようになりました。
しかも、アクセスが良いだけでなく所要時間も比較的短く楽しめます。僕も休みの日で自然に囲まれたい日や、少し自分の身体に負荷をかけたかったり、歩きながら考え事をしたいときには軽い修行のつもりでサクッと大山に行きますが、朝から行けば昼前には家に帰って来れます。
ケーブルカーを使わなければ、中腹の阿夫利神社まででも十分な運動量になります。時間があるときは山頂までトライして、少し体を動かしたいときは神社まで、というようにしても良いでしょう。
いずれにせよ、数時間~半日で楽しめてしまうのです。
相模平野を一望
なんと言っても景色がものすごく良いです。神奈川県を車で走っていると、かなり遠くからでも大山を見ることができます。
ということは山頂からは相模平野の隅々までを見渡すことができるということです。相模湾ももちろん見えますし、江の島だって見えます。
中腹の阿夫利神社からもだいぶ遠くまで見ることができます。頑張って山頂まで登れば待っているのはまさに絶景です。
相模原ボーイズでは2019年の必勝祈願で大山登山に行っています。仲間と登山した後に見る景色は格別です。強豪校でチーム行事として登山を取り入れる学校も聞いたことがあります。今後、コロナの状況次第ではまたみんなで登りたいなとひそかに思っています。
歴史を感じる
大山には阿夫利神社という神社があります。その由来は「あめふり神社」とも言われています。僕の祖母も、僕が小さいころに「大山に雲がかかっている時は雨が降る」と言っていました。
大山は古くから相模平野での作物を育てて暮らしていた人々にとって、恵みの雨を降らせるカミサマのいる山でした。昔から人々を引き付けており、江戸時代の後期からは大山詣(おおやまもうで)が流行したそうです。
その名残はいたるところに残っており、大山のふもとには良い雰囲気の旅館が並び、お土産屋も参道にはいるとすぐのところにずらっと並んでいます。
また、江戸時代の落語の演目に『大山詣り』と言うものがあります。それだけ、庶民にとって大山に参拝するということが一般的だったということでしょう。大山の歴史について調べてみると、普段のハイキングをより楽しめそうです。
まとめ
大山の魅力を紹介してきました。大山は気軽に登れて、日常にはない達成感を味わえるちょうどいい山です。もちろん楽チンなわけではありませんが、子どもも女性も、ご年配の方も多くの人で賑わっています。
初心者のチャレンジにもってこいの難度なので、是非トライしてみてください。お土産屋も充実していて、ケーブルカーもあるので、観光にももってこいです。
晴れた日は是非大山へ。
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