【チームバス】人生で二度目の免許合宿

気ままに書いたもの

大学四年の夏、人生で二回目の免許合宿に行った。チームのマイクロバスを運転する中型免許を取るためだ。

僕は普通自動車の免許も合宿でとった。免許合宿は非日常を味わえるうえに、うまくいけば友達も増えるので、とても楽しいのだ。そのため、「せっかく免許を取るならもう一度合宿でとろう!」と思い立ち、大学生活最後の夏休みに福島県の教習所に行くことにした。


鬼門となった深視力検査

普通自動車の免許証を取得する時には、普通の視力検査(大小の“C”が並んでいるやつ)と、色彩識別能力の検査がある。大きい車を運転するためには、それに加えて深視力検査という検査をクリアしなければいけない。

これが僕にとって一番の鬼門だった。初日の入校手続きのときに受けさせられるのだが、何回やってもクリアできない。

どういう検査なのか簡単に説明しよう。

1.箱の中に並んだ三本の棒のうち、真ん中の棒が前後に動く
2.三本の棒がちょうど横並びになった時にボタンを押す
3.これを三回連続でタイミングよくボタンを押す

うーん。言葉で説明するのは難しい。

深視力検査の練習
教習所、免許センターや警察署のものはもっとしっかりしているがだいたいこんな感じ。

これをの3回連続で出さなければいけない(前後2㎝は許容範囲内)。僕はいつまでたってもクリアできず、危うく福島まで行って帰らされるところだった。過去には本当に入校させてもらえなかった人もいるらしい。恐るべし深視力だ。

検査する機械を変えて、なんとか合格させてもらった僕は受付のお姉さんに、「終了検定のときにもあるので、毎日深視力の練習してください♡」と言われた。今思うと、ハートはついてなかったかもしれない。

スカスカの時間割

既に普通自動車の免許を持っている人が中型の免許を取得する場合には、仮免許取得までが技能5時間に学科1時間、第二段階で卒業までが技能6時間に学科が1時間と、合計で13時間で卒業となる。

しかし、法律で一日2時間しか技能教習を受けることができないと決まっているようなので、7日間に教習が分散される。

そのため、驚くほど多くの空きコマがあるのだ。

宿舎と教習所は車で20分くらい離れている。福島の教習所までは親の車を借りていったので、空き時間は自由に動き回れたが、送迎バス頼りだったらと思うと恐ろしい。

大学生ということで、ある程度の時間があったが、それでも少し時間がもったいないという感じがした。旅行の延長線上と考えればいいのだが、通いで済ませていたほうが、時間的なコスパは良かったと思う。

ただ、免許合宿は現地で他の人と仲良くなれるのでそこが楽しい。

友達はできたのか?

大学1年生の夏に同じように免許合宿に行った時には現地で友達が増えた。今もたまに飲みに行くような関係の人もいる。今回もそんな淡い期待を抱いていったのだが、時期が時期だったのであまり同い年くらいの人はいなかった。

もう夏休みも終わりの頃に行ったので、大学生が少なかったのだ。代わりに、定年後の再就職のために二種免許を取りに来ている人や、バイクの免許を取りに来ている人等、色々な人が来ていて、話を聞くのは面白かった。宿舎で相部屋になった人は、タクシーの運転手を目指して二種免許を取りに来たそうだ。

もしこれを大学生が読んでいて、まだ免許を持っていないなら、多少バイト先に迷惑をかけても、免許は合宿でとることをお勧めする。大学生がたくさんいるような時期に行けば、同性も異性も友達がたくさんできる。

中型の難易度は?

準中型車も運転したことがなかったので、大きい車に乗るのは今回が初めてだった。難易度に関して、率直な感想は「運転自体はそんなに難しくない」だ。

ただ、マニュアル車なのでシフトとクラッチ操作に関しては少し苦労した。普段からマニュアル車に乗っている人は特に困ることはないだろう。

終わってしまえば、簡単なのだが、一週間という期間は少々短すぎる。教官も口をそろえて、「中型はやることに対して時間が少なすぎる」と言っていた。

検定のときには、普通車でも行う縦列駐車と方向転換の他に、隘路(あいろ)という項目と後方感覚という項目が追加される。

隘路

隘路は名前の通り、細い道に車体を入れる能力を試す試験だ。コツさえつかんでしまえば意外と簡単だ。詳しいことは下のサイトで。
コラム-路端停止・発進と隘路(あいろ)。大型免許・中型免許の合宿教習所ガイド

後方感覚

後方感覚は、バック駐車のときにトラックの荷台の一番後ろを壁から50㎝以内になるように停車することが求められる。これが意外と難しい。苦労した深視力はこういうところで活かされるのかと、しみじみ感じた。バーに少し触れるとそこで検定中止となってしまうので、かなりの緊張感がある。

お金は?

お金はどのくらいかかったのか?これは気になるところだろう。

今回は食事・宿代込みで、151,200円だった。

これが安いのか高いのかわからないが、交通費補助で1万円以上戻ってきたし、悪くはないのではないかと思う。通いだともう少し安くなるが、ちょっと旅行のついで、と思えばいいだろう。しかも一生ものの資格を取れるのだから。

最後に

そういうわけで、この秋からチームのマイクロバスを運転できるようになった。来春からはチームの活動に出席できる日は間違いなく減るだろう(就職するため)。だから、今やっているホームページなどの広報関連や、出席したときにはバスの運転手という形で貢献できればいいと思う。

その分、自分よりもっと若いコーチにグラウンドで頑張ってもらいたい。ひとまず今は新入部員募集と、並行して新学生コーチの募集だ。

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