うちのチームは2年前からHPやSNSに力を入れています。
活動内容はかなり外部にもわかりやすいのではないでしょうか。
そして、今年の春で新たに始めたことが…
タイトルにもある通り、
チームのスタッフブログを新しくしました。
もともと、前監督の頃から「監督ブログ」として運用していたものを、監督が交代したタイミングを機に、スタッフ是認で管理する者へと仕様を変更したのです。
この記事では、スタッフブログを動かし始めて3か月以上経った現在の雑感をまとめてみます。
率直にどう思うか?
個人的には、こうやって文を書いて読んでもらうのが嫌いではない(むしろ好き)ので楽しく動かせています。
率直に思うのは、「前監督スゴイ…」です。
冒頭に書いた通り、前監督はこのブログを一年間一人で更新していました。
その数は400近く。ほとんど毎日投稿です。
想いがないと、この数は投稿できません。
ブログの外観や管理体制は変更しても、以前の記事を残しているのはその想いを消したくないからです。
メリット
ここまでで思いつくメリットとデメリットを上げていこうと思います。
完全に主観ですが、今後取り入れようと思っているチームの方は参考にしていただけると思います。
保護者が見る
これが結構多いです。
複数の方から、
「コーチたちのブログ楽しみにしてます」
と言っていただく機会がありました。
基本的には選手に向けて書いているのですが、やはり保護者の方も覗いてくださっているようです。
これでもう下手なことは書けません(笑)
確かに、親は子供がどんな指導を受けているのか気になるもの。
グラウンドは自由に見学できる決まりにはなっていますが、それでもベンチの中は見れなかったり、活動のすべてを把握することはできません。
指導スタッフの側もある程度の距離感は大事にしたいと思っているのでなおさらです。
その間をうまく埋めてくれる機能も、捉え方によってはあるのかなと感じます。
外部の方が見る
これはこれからの時期に期待することです。すなわち、体験会シーズン。
うちはSNSの活用のおかげで、かなり内部の活動の様子がクリアに見えるようになっていますが、そこでどのような会話が交わされているのかは、外部の方からはわかりません。
もちろん、体験会に来ていただくのが一番ではあるのですが、その前の段階でチームの雰囲気が伝わる良いツールになるのではないでしょうか。
選手が見る(?)
これはねー、正直微妙なんですよね。
見てる選手もいれば見ていない選手もいるといった感じです。
もしかすると、見ているのに言わないというのもあるのかも。
もし見てくれているのなら、多少のモチベーションにはなってくれているのかな?という感じ。
ブログは連絡網ではないので、見ることを強制はできません。こちらも「読んでくれたらいいな」という淡い期待で書いています。
選手にきつく言い過ぎてしまった日や、言いたいことを言えなかった日。個人的に選手とLINEをすればいいのかもしれませんが、指導者と選手個人が頻繫に閉鎖的なやり取りをするのは望ましいことではありません。
そうなった時に、このブログがちょうどいい妥協案として機能することもあるかもしれません。
※そもそもグラウンドで話を完結させないといけないんですけどね本当は。。。
デメリット
次にデメリットをあげていきます。
全員が読むわけではない
これは、メリットの三つ目に関係してくる気がします。
ブログはあくまでこちらが思ったことを垂れ流す場なので、選手全員が読む確証がないんです。
なので、間違っても重要な伝達事項をブログに書くのはアウトですし、ましてやブログを読んでいない選手に何かを言ったりするのはお門違いもいいところです。
こちらも一つの記事に時間をかけて丁寧にリライトを繰り返すので、読んでもらいたいという気持ちが強くなる部分は否めないのですが、ブログは「自己満足だ」と言い聞かせています。
一方通行になりがち
「自己満足だ」という表現を、悲しくなりながらもあえて使いました。
だがしかし、本当に自己満足ではいけません。
どんな表現を使えば選手が自分のことだと思って読んでくれるか。
どんな言葉を選べば、実際に次の行動に移ってくれるか。
常に読む相手のことを考えます。これがないと、本当の意味での自己満足になりますから、細心の注意が必要です。
スタッフの負担
うちのチームの指導者はSNSを活動ごとに投稿してくれたり、ブログをアップしてくれたり、現場の指導以外のことも本当に一所懸命やってくれるのでありがたい限りです。
ついつい当たり前になりがちですが、そういったことも全て手動で、文章を一から考えながらやっています。
やってみるとわかりますが、結構頭を使うし疲れるし、大変なんですよ。
だから、ブログだって読むのは3分もあれば読み切れますが、それを仕上げるのにはかなりの負担がかかっているのです。
おかげさまで、「相模原ボーイズ」と検索すれば、近隣団体を差し置いてトップにうちのチームが表示されるようになっていますが、その陰にはコツコツ積み重ねた一投稿があります。
※Googleなどの検索サイトでは人気のページが上位に表示される仕組みがあります。近隣には似たようなチーム名が多いので、以前は違うチームのホームページが一番上に来ていたりしたのです。
SNSの活用も、ブログも思い立ったのは自分なのに、その大部分をやってもらっているので、改めて感謝の気持ちでいっぱいです。
まとめ
基本的にはメリットの方が大きい気がするので、今のところは導入して成功です。
まとめると、活用するコツは
「選手が読むかわからないけど、読んでくれた時には自分の想いが伝わるように全力で書こう」
と思うことです。
※隠れメリットとして、スタッフのタイピングが上手になる、簡単なweb記事が作れるようになるというのもあります。
これに限らず、就活をするときに「大学生でコーチやってて良かった!」と思うことは結構ありました。
もし興味があれば、サイトの作り方も最初の段階だけではありますが、記事にしてあるので参考にしてください。
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