最近斜めからトスを上げる、いわゆるティー打撃に疑問を感じています。
YouTubeやTwitterで見るMLBの選手はみんなスタンドティー。
大学生の自主練習もみんなそう。
もう世の中がそういう流れだというのは少し勉強すればわかることでしょう。
スタンドティーの方が良いから、野球界がそっちに流れているに違いない。
しかし、なんでスタンドティーの方が良いのか?
この理由が自分ではいまいちわかっていません。
そこで自分なりに、考えて、さらに信頼できる人に質問してみました。
斜めからのティーのメリット(?)
まずは斜めからトスを上げるティーのメリットを考えてみる。
1.動くボールを打つから素振りよりはいい
2.インパクトを感じることができるから素振りよりはいい
3.決まったコースを繰り返し練習できる
まあ、このくらいかな?
ここから、スタンドティーの方が良い理由。そして、従来のティー打撃の弊害を考えてみよう。
スタンドティーのメリット
ここからは上に挙げた1・2・3に反論する形で書いていこうと思います。
まずは、
1.動くボールを打つから素振りよりもいい
これについては、納得がいきそうだ。
でもよく考えてみると、ボールの動く方向がおかしくないか?
そう、実際のボールは斜め前からは来ない。
もしそうならどんな向きで打席に立っているのでしょう?
これを改善するにはトスが来る方向に踏み込んで引っ張る形でティー打撃を行えば、ボールの方向の問題は解決できます。
しかし、中学生にそれをやらせるには危険が伴う。
また。そればかりやっていても…という感じである。
もちろん、意図があって、インコースのボールを練習したいときは取り入れていいと思います。(安全に気を付けて)
ただ、何百球もやるものではないと思います。
次に、
2.インパクトを感じられるから素振りよりはいい
これも間違いないと思います。
それならスタンドティーでも変わらないだろう、といったところでしょうか。
トスされたボールを打つ方が良い理由は見つかりません。
最後に、
3.決まったコースを繰り返し練習できる
これも言うまでもなく、スタンドティーの方が優れているでしょう。
これ以上の説明はいらないはずです。
ただ一つ問題が・・・
このように考えて、今すぐにでもうちのチームにスタンドティーを導入したいと思いました。
でも、調べてみると意外と高いんですよね😢
大体のものは5桁円はします。
自分が現役選手で、自分のために一本買うならいいのですが、チームのために何本かは欲しいところ。
以前から作りたいと思っていた。Amazonで160円/本で買えた内径3センチのネトロンを2リットルペットボトルに装着すると、置きティーができる。直径ジャストでピタリとハマる。ペットに砂入れて切って高さを調整するだけで置きティーを無限に量産できるという恐るべき逸物である pic.twitter.com/TlfI1cdB1t
— 栗山 彰恭 (@HU_KURI) April 13, 2018
こんな感じで安く作ってみるかな。
とりあえず、使ってみて、耐久性とか使用感はまた記事にしようと思います。
※1月15日追記
Twitterで非常に参考になる情報に触れました。
自分のメモもかねて紹介します。
斜めティーのデメリットを考察
→試合とは違ってボールが斜めに飛んでくる
→ボールの軌道から考えると引っ張る方向へ打球は飛んでいく
→アウトサイドインの練習
→斜めティーを極めるとアウトサイドインのスイングが完成する
→変化球を待てない、インのストレートは詰まる
→終わり
— Shinnosuke. (@shin0521EBI) January 13, 2019
この一連のツイートは非常に参考になります。リンクに飛んで読むことをお勧めします。
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