以前、重いバットの弊害について考えたことがある。もちろん、重いバットにも使い方によってはメリットがあるが、うちのチームではどのメニューも900gのバットで行うという慣習があった。
これではスイングスピードは速くなりにくいということで、チームの代表に頼んで、短くて軽いバットをお試しで二本、購入してもらったのだ。
先日、さっそく使ってみた。選手たちはみな「軽い」と口をそろえて言う。ティーバッティング等では、今まで通り重いバットと中学生用のバット(普通のバット)、新しい軽いバットの三種類を使い分けるように指示している。
新しい軽いバットはハイゴールドの少年硬式用バットだ。長さは一応一番長いものにしたが、中学生からしてみると少し短い。だが、それが良いと思っている。短いバットだと、バットを内側から出さないと外角のボールを上手に打てなくなる。
短いバットにかえてから、バットの振り出しがコンパクトになった選手もいるので、とてもいい傾向だろう。
経済的にも短く軽いバットを多くそろえるのは、今は厳しいので、重いバットでドアスイングを治す練習なども取り入れなければいけない。また、みんなで楽しく野球ができるように考えよう。
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