今回は相模原市緑区にある、相模・下九沢温泉湯楽の里のサウナを紹介します。
温泉が復活した湯楽の里へ行ってきた。
— 中島 陸(Nakajima Riku)| コーチ (@N_coach246) December 12, 2022
サウナ87℃→水風呂17℃→外気浴
を2セット。
よく眠れそう。#サウナ pic.twitter.com/MOdjc0wzX1
「相模下九沢温泉 湯楽の里」のおすすめポイント
オーソドックスなサウナ
「湯楽の里」のサウナはスーパー銭湯によくある遠赤外線サウナです。収容人数も多く、かなり広く感じます。温度は87℃だったので、熱すぎずまあまあといったところでしょうか。
テレビがついていて音も出ているので、良くも悪くも大衆向けという感じ。隣の人との距離もあまりストレスは感じませんでした。自分で消毒して使用するサウナマットもあるので、衛生面もそんなに気にならないと思います。
水風呂の深さ
サウナが終わると、かけ湯をして水風呂に向かいます。この時の動線はばっちりです。サウナを出て目のまえにかけ湯があり、そのすぐ後ろ側に水風呂があります。かけ湯の水温もぬるま湯で丁度良いです。
そして、何と言っても水風呂が深い!水風呂の中に座れば完全に顔まで沈んでしまうような深さ。首までしっかり浸かることができます。水温も17℃なので、個人的にはベストな水温です。
広さも十分で、僕が行った平日の22:00以降では、水風呂が狭いということは一度もありません。
広いというのは結構重要です。周りの人との距離をとることができるので、水流が乱れないのです。
サウナー(サウナ好きの人々)の間では、「羽衣」という言葉が使われています。
この本にも「羽衣」のことは書かれています。
緑区ならではの星空
水風呂から出ると、次はいよいよ外気浴です。露天風呂スペースまでは5・6mほど歩きます。そこから外に出るとすぐにベンチが並んでいるので、ととのいスペースまでの動線も、特に問題はないです。
内湯はかなり曇っているので、露天風呂への出口の場所はサウナの前にチェックしておくことをお勧めします。なかには水風呂のすぐ近くにあるホットベンチでととのいタイムを楽しんでいる人もいるようでした。
相模原市はとにかく広い。津久井や相模湖、藤野(山梨との県境)の方まで全部相模原市です。下九沢の「湯楽の里」はそんな相模原市緑区の、比較的駅からは離れた場所にあります。
そのおかげか、ととのいイスに座ったところから見える星空は圧巻でした。めちゃくちゃキレイ。僕が行ったのがよく晴れた冬の日だったのもあるかもしれませんが、見上げるとオリオン座がはっきり見えました。まさに至福の瞬間です。
相模原の「湯楽の里」自体が料亭を思わせる和風の作りになっているので、まるで旅館に泊まりに来たかのような満足感でした。
露天風呂の”壺湯”が最高
ととのいタイムが終わったら最後は温泉を楽しみたい。
実は、相模下九沢温泉「湯楽の里」では、温泉くみ上げ機(?)の故障で沸かし湯での営業が続いていました。2022年12月から温泉での営業が再開されたそうで、今回僕が行ったのもその知らせを聞いたからでした。
露天の岩風呂にはいくつか温泉がありますが、中でもオススメなのは”壺湯”です。大きな壺に温泉がタプタプにそそがれていて、そこに一人で入ることができます。
込み合っている時間帯だと、人気で入れない可能性もありますが、僕が行った比較的遅い時間では、二つあるうちの片方は必ず空いている状況でした。いずれにせよ、譲り合いで楽しみたいところです。
大きな壺に身体を沈めると、自分の身体の体積分だけ温泉があふれ出て、ものすごく贅沢をしている気分を味わうことができます。身体を壺に預けて脚を投げだせば、気分は『千と千尋の神隠し』に出てくるカミサマです。
何ならサウナがなくてもこのために行きたいくらいのクオリティです。是非体感してみてください。
相模原・下九沢温泉「湯楽の里」へのアクセス・料金
湯楽の里へのアクセス
大きな道路に面していて、駐車場も200台分とたくさんあります。もちろん駐車料金は無料です。駅からは少し遠いので、車で行く人が多いのではないでしょうか。
【住所】 〒252-0134 神奈川県相模原市緑区下九沢2385-1
【営業時間】9時~24時(最終受付 23時30分)
湯楽の里の料金
大人(中学生以上) | 平日 土・休日・特定日 | 850円 980円 |
こども(4歳~小学生) ※3歳以下無料 | 平日 土・休日・特定日 | 470円 570円 |
ナイトサービス(平日限定22時~) | 大人 | 680円 |
表で太字にしている、22:00以降の入館がオススメです。あれだけの幸福感が700円せずに得られるなんて。。。人が少ない時間なので、むしろストレスフリーで快適なのですが。
星空もきれいなこの時間帯にまた行きたいなと思います。
まとめ
ここまで相模下九沢温泉「湯楽の里」の魅力を紹介してきました。「湯楽の里」はInstagramの更新も非常にマメで、お得な情報も流れてくるので、フォローすることをお勧めします。
疲れた平日の夜、少し贅沢をしたいという日にはぜひ行ってみてください。
≪参考≫
神奈川県相模原市の天然温泉施設「相模・下九沢温泉 湯楽の里」(yurakirari.com)
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